屏風 伝統と革新

屏風 伝統と革新

 風よけや部屋の仕切り、装飾品などとして様々な用途を持つ屏風は、絵や書が施され、多くは鑑賞品として発展してきました。もともとは中国で板状のものを革ひもなどでつないだことに始まりますが、日本に伝わると折りたたみ式に形を変え、永い年月をかけて日本独自の形状をもつようになりました。二曲、四曲、六曲、一隻、一双などの形態が生み出す立体的空間表現は、絵画としての新たな可能性と面白さを内包し、そこに二次元を超えた世界を展開していきます。
本展では、江戸時代から現代までの光記念館屏風コレクションを通し、受け継がれてきた伝統的な作品と現代作家の革新的作品の両者をご覧いただきます。
日本特有の伝統美をご堪能頂ければ幸いです。

展示解説

毎週日曜日祝日の14:00~

休館日

毎週水・木曜日、11/24~29(9/23,10/28,11/3・4は特別開館)

出展作品

作家名 作品名
今井俊満 夏秋草図
今井俊満 夏草図
今井俊満 秋草図
今井俊満 龍田川
上野泰郎 あめつち光あまねく
川合玉堂 夏冬山水 
芹沢銈介 いろは歌
芹沢銈介 春夏秋冬
宗達工房 四季草花図屏風
中国北京七宝焼研究所 百花朝鳳
春木南溟 花鳥図屏風
前田青邨 罌粟
作者不詳 誰ヶ袖の図 
作者不詳 中国玉屏風
作者不詳 農耕十二ヶ月の図 

 

「四季草花図屏風」宗達工房

「四季草花図屏風」 宗達工房 六曲一双

伊年という落款から、俵屋宗達率いる宗達工房の作品であることがわかる。図の右側より牡丹、藤、立ち葵、芥子、萩、鶏頭、菊、ほおずきなど四季折々の草花が描かれている。白い菊の花びらが盛り上がっているのは、胡粉(貝の粉)を混ぜているためである。

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